
視線をやわらげる木格子
塀で閉ざさずに木格子で視線を調整し、開きながら守る住まいの構えをつくりました。
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構造=木造軸組/階数=平屋/主素材=無垢材・木格子/延床=89.4㎡(27.0坪)/工期=約4か月
木の格子は、光と視線をやわらかく調整します。外からの視線をほどよく遮りながら、格子の隙間から差し込む光が、無垢の床に美しい陰影を落とします。
木の家の心地よさは、素材そのものの質感にあります。無垢のフローリングは素足に温かく、年月とともに飴色へと深まっていきます。木格子は、塀をつくらずに視線をやわらげる日本の知恵で、閉じすぎず開きすぎない、ちょうどよい距離感を住まいに与えます。
平屋にすると、木のあらわしの天井や梁が低い位置で感じられ、木に包まれる感覚がより身近になります。格子越しの光、無垢の手ざわり、木の香り――五感で味わう住まいです。
派手な装飾ではなく、素材の良さを生かす。木の家は、暮らすほどに味わいが増していきます。
外からの視線が気になるけれど、塀で囲って閉じた住まいにはしたくない、というご希望でした。あわせて、階段のないワンフロアで、木の心地よさを身近に感じながら暮らしたいというお考えがありました。
塀をつくらず、木格子で視線をやわらかく調整する日本の知恵を取り入れた平屋をご提案しました。格子は外からの視線をほどよく遮りながら、隙間から差し込む光が無垢の床に陰影を落とし、時間とともに表情の変わる室内をつくります。平屋とすることで、木のあらわしの天井や梁が低い位置で感じられ、木に包まれる感覚がいっそう身近になります。素足に温かい無垢のフローリングが、飴色へ深まりながら暮らしに寄り添う住まいです。

塀で閉ざさずに木格子で視線を調整し、開きながら守る住まいの構えをつくりました。

あらわしの天井や梁が低い位置で感じられ、木に包まれる感覚を日常の中で味わえます。

格子の隙間から差し込む光が無垢の床に陰影を落とし、時刻とともに移ろう表情を生みます。
「無垢の床の気持ちよさに毎日癒されています。格子から入る光がきれいで、家にいる時間が好きになりました。」(デモ)