
勾配天井を活かすロフト設計
天井の高さを立体的に使い、限られた床面積にもうひとつの居場所をつくりました。小さな家に広がりを生む工夫です。
WORKS
GALLERY



構造=木造軸組/特徴=ロフト・勾配天井(羽目板)/主素材=無垢材・自然素材/延床=92.7㎡(28.0坪)
ロフトは、限られた床面積を立体的に使う木の家の工夫です。木の梯子段を上れば、天井の高さを活かしたもうひとつの居場所が生まれ、小さな家でも広がりを感じられます。
この家では、勾配天井に白い羽目板を張り、木のロフトや梯子段、無垢の家具とあわせて、明るさと木のあたたかさを両立させました。大きな窓から光がたっぷり注ぎ、無垢の質感が一日をとおして美しく映えます。
無垢のローテーブル、木のテレビボード、木枠の窓――視界に入るものを木でそろえると、コンパクトな空間でも気持ちが落ち着きます。ジュートのラグや観葉植物が、自然素材の心地よさをそっと添えます。
広さよりも、木に包まれる密度。ロフトのある木の家は、小さくても豊かな時間を住まいに生みます。
限られた床面積のなかでも、家族それぞれの居場所と広がりのある空間がほしい、というご希望でした。延床を大きくするのではなく、小さくても豊かに暮らせる家にしたい、というお考えが出発点にありました。収納やこもれる場所をどう確保するかも課題でした。
床面積を平面で広げるのではなく、勾配天井を活かして空間を立体的に使う設計をご提案しました。天井の高さを利用したロフトを木の梯子段でつなぎ、もうひとつの居場所として計画しています。勾配天井には白い羽目板を張り、大きな窓からの光と無垢の質感が引き立つよう、明るさと木のあたたかさの両立を図りました。小さな家でも木に包まれる密度を感じられる住まいを目指しています。

天井の高さを立体的に使い、限られた床面積にもうひとつの居場所をつくりました。小さな家に広がりを生む工夫です。

勾配天井の白い羽目板が光を受けとめ、無垢の床や家具の木肌を明るく引き立てます。

ロフトへ上がる梯子段は木でつくり、室内の無垢材とそろえて空間になじませています。
「ロフトが子どものお気に入りの場所になりました。木に囲まれた小さな家ですが、光が入って毎日気持ちがいいです。」(デモ)